A型ボツリヌス毒素というものを使用し、筋肉の動きを抑えるのがボトックスです。この働きを有効利用し肌へ注射することで、しわを減らすことができます。しわ対策以外にもいろんな症状に使われることもあるので、どういうケースで使われているか見てみましょう。
ボトックス治療は、美容外科や美容整形外科、皮膚科で受けることができます。施術を行っている病院は全国的に増えているので、興味のある人は探してみるといいでしょう。治療自体は、10分程度で終わるので気軽に通えますね。
目が開けにくくなったり、瞼が下がってしまったりと、ボトックスが効きすぎていると感じた場合はボトックス修正を行うことができます。5~10分程度で治療できるので、不自然になってしまった時は修正するといいでしょう。
ボトックスを注射する時、健康保険は適用されません。そのため、全額自己負担になってしまいます。1回で7~10万円くらいが相場でしょう。また、高額療養費制度は保険適用の治療でしか使えないので、気を付けましょう。
アンチエイジングに効果があるからと言って、安易に飛びつかずに、費用や特徴をしっかり把握し治療を検討しましょう。また、効き過ぎたときにどういう症状が出るか把握しておくことも大切です。他の治療法とも見比べてみるといいですね。